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原町区の都市計画税を廃止!!
市長の公約でもあり、原町区だけに課税されていました「都市計画税」の廃止条例が可決されました。9,313世帯、およそ1億8000万円の課税徴収がなくなります。これまで指摘して参りました小高区、鹿島区との不公平課税が無くなり、税の平等・公平性が確保されました。
議会においては、税収が落ち込む中で、廃止すべきではないとの議論もありましたが、これは税本来のあり方としての公正・公平を欠くものであって、執行部答弁にもあるように都市計画事業を行わないものではなく、これまで通り優先順位を付けながら必要な事業を行うものです。

市民のためにある
「株式会社南相馬市役所」を
小川 尚一
待望の桜井市長が誕生しました。市長選挙での697票は、僅差ではありますが市民の「南相馬を何とかしてほしい」もっと生活しやすい地域にしてほしい」という叫びにも似た声を民主主義の手続きを経てって勝ちとったものだと考えます。一方で、その期待という重責を全うし、仲間と作成した「マニュフェスト」を実現することは、相当の覚悟と、信念、行動力を必要とします。しかし、それらを望む市民の後押しがあれば、武者震いすら覚えるのではないでしょうか?
行財政改革といえば、領地返上寸前の米沢藩を再生し、江戸時代屈指で、米大統領のケネディやクリントンにも知られていた上杉鷹山公があまりにも有名です。
「なせばなる なさねば成らぬ 何事も成らぬは人の なさぬなりけり」という歌を詠っていますが、改革や変えるということは、やればできる。できないのはやろうとしないからの何者でもありません。市民のため、地域のためにという強い意志があれば、常に問題課題を見つけ、その解決に取り組めば、必ず結果は「最大市民の最大幸福」となって実現するものと信じます。
それを実行するのが「株式会社南相馬市役所」という大きな組織です。これまでの議会活動の中で、お客様は税金を納める株主であり、サービスをサービスを受けるお客様でもあるといい続けてきました。これは、経営とい感覚ですが、これからは市役所も自治体も経営感覚が必要です。お客様である市民に会えば挨拶するのは当たりまえです。「いらっしゃいませ」や「こんにちは」「ありがとうございます」という言葉を交わすだけで役所のイメージも変わります。
何よりも職員は、自分たちの給与を市民から税金として頂いているとするならば当然ともいえます。今後、効率的で効果的、機能的な市役所となることを期待したいと思います。
さらに鷹山公は、17歳で家督を相続した際にこのような歌も歌っています。
「受け次ぎて 国の司の身となれば 忘るまじきは 民の父母」
自分自身を戒めたものと思いますが、この精神こそが、政治を預かるものにとって必要だと感じる次第です。
そして、市民の目線に立って市政を混乱させることのない議論をするための議会改革も進めてまいります。
「改革クラブ」の活躍。乞うご期待!