私は、「はらまち9条の会」というところに参加させていただいています。イデオロギーを越えて、戦争反対の意思表示をするためです。今日は、総会の後、福島県三春町出身の高田健氏の講演を聴きました。高田氏は、全国9条の会事務局員をされており、日本の近代史を紐解きながら、この地域の自由民権運動の歴史などを話された。

難しいことは、よくわからないが、単純に戦争は反対です。その戦争に賛成する憲法の改悪は、反対です。現行憲法ですら、解釈で海外に自衛隊を派遣して後方支援という戦争に加担している状況ですから、改憲すれば間違いなく戦争を手伝うことになります。

以前、憲法9条を守る決議案を提出し、否決されたことがありますが(原町市議会時代で圧倒的に自民党公明党議員が過半数いた頃です)、どんな理由を付けようと戦争はダメです。

イラクを見れば明らかでしょう。やったらやり返す。報復の繰り返しが戦争です。相手がマイッタというまで打ちのめすのが戦争です。その結果、弱者である子供、女性、高齢者、障がい者の人たちの人権が奪われ、弱いものにしわ寄せがきます。

高田氏も話されていましたが、天変地異のように戦争は突然来るものではありません。戦争になる前にそれを回避するための十分な話し合いをすべきであり、右翼系の議員やアメリカに依存している政治家のやりやすい方向に進めてはダメだという話は、その通りです。

この戦後60年間国家として1度も人を殺していないのは、憲法9条に集団的自衛権を行使しないと謳っているからであり、世界に誇れる憲法だと思います。日本人は、自身をもってこの憲法を世界に広く訴え、平和活動を進めるべきです。決してアメリカの属国になっってはいけません。