0913

今回の一般質問は、13名となったため当初の2日の予定が3日となりました。私は、全体の7番目で2日目の2番目です。
質問内容は、以下の通りですが、答弁については後に報告いたします。
質問前文)私は、行政の目的は「最大市民の最大幸福」を実現することにあると考えています。そのためには、市民にとって安全で安心して生活を送ることのできる環境作りが欠かせないのはいうまでもありません。安心安全の根幹にあるのは、平和でありそれを人類の規範としていかなければなりませんし、そのためにも世界平和と戦争放棄を謳った日本国憲法の第9条を堅持し、世界にその理想を広げていく姿勢こそ日本の責務だと信じます。その前提に立って、地方自治体の役割は、その地域の安全を確保しつつ、安心して暮らせる環境を整備することにあると考えます。さらに、市民ニーズにこたえるサービスの充実と安定した財政に基づいた経営、そして歳入を確保するための戦略が必要であると確信しています。
1 安全で安心して生活が送れるまちづくりについて
(1) 安全な環境政策について
①市街地などの防災のための緑化推進について
発災時に街中では火災の延焼を防ぎ、地震においては家屋の倒壊をくい止
めるなどの役割を果たすと考えられる市街地の緑化(植栽)拡大を積極的に進める考えは、また、住宅の隣地境界を、地震などの災害時に危険なブロック塀から樹木等に替えることを促進し、支援する条例制定の考えがあるか併せて伺いたい。
②一般廃棄物の広域での処理のあり方について
6月本議会において、ごみの相馬地方広域処理について構成市町村間で不協和音があるとのことから質した際に、相馬地方広域市町村圏組合管理者会において意思統一を確認する旨の答弁がありましたが、その後、当組合管理者会でどのような方向性を確認されたのか伺います。
③南相馬市独自のごみ処理の考え方について
相馬地方広域でのごみ処理が推進できなかった場合、本市独自の取り組みについての考えを伺います。
(2) 安心して暮らせる福祉政策について
① 障がい者自立支援策について
障がい者自立支援法の本格施行に伴い、NPO法人等を取得した障がい者福祉サービス事業所等では、厳しい経営状況に陥っている事業所もあり、利用者にとっても利用が難しい状態も散見されることから、その実態と本市としての障がい者福祉施策に対する今後の取り組みについて伺いたい。
②高齢者福祉政策について
平成23年度末に介護療養病床の制度廃止が示されている中で、南相馬市の高齢者政策として具体的にどのように取り組むのか伺いたい。
③AED(自動体外式除細動器)の設置について
今年3月議会において、安心安全の視点から質問した経緯があるが、その
必要性について認識し、計画的に設置していくという趣旨の答弁に関し、その後の取り組み状況について伺いたい。
2 農業政策について
(1)農地転用のあり方について
①農地転用について農業委員会の取り組みについて
農業委員会として許可権者である県相双農林事務所に対して業者への「催告」を要望すべきと考えるが、その考えと対応を伺いたい。
②北原地区農地転用地の行政としての対応について
行政として農地のあり方から、北原地区農地転用地について、県に対して指摘する考えがあるか伺いたい。
3.生活者起点の行政経営について
(1)市役所窓口の利便性向上について
①市民課窓口サービスアンケートの状況と取り組みについて
市民課窓口サービスアンケートの回収状況、及びその結果に対する改善
の取り組みについて伺いたい。
②市民満足度に繋がるサービス向上施策について
市民課窓口に市民の利便性サービスとして、FAXやコピー機を設置することへの対応について伺いたい。
③法務局手続きを市役所窓口で対応することについて
法務局の手続きについて、法務局と市役所が連携し、一部手続きについては市役所窓口で対応できるよう取り組む考えがあるか伺いたい。
(2)指定管理者制度について
①制度導入によるこれまでの成果について
これまでの取り組みの中で全体としての成果について伺う。
②今後期待できる(想定される)行政コスト削減について
指定管理者制度を導入することにより期待できる(想定される)行政コストの削減を、どの程度と捉えているか伺う。
③施設の有効活用推進のための支援について
指定管理者制度を導入した施設について、施設運営上の問題・課題をどう把握し、より利活用が図られる施設とするための取り組みをどのように図っていくか伺う。