12月議会最終日に、私は総務委員会の委員長を報告をしましたが、特に、憲法9条を護る請願の審査とその結果の不採択には、悔しさもあって、情けないことに言葉につまってしまいました。後で、私の隣の渡部寛一議員が、何かの引き合いに「小川議員の涙の委員長報告」と発言しそれが議事録に残ってしていましたが、正確には泣いてはいません。
本会議終了間際に、「区長制度廃止」の議員提案が坂本議員から出されましたが、議案質疑で、再三答弁に詰まり休議が繰り返されたため、提案の取り消しとなりました。中身をよく詰めないで望んだ結果だと思います。傍聴席には多くの小高区市民が来られており、議会の行く末を見守っていましたが、そのプレッシャーもあったのかもしれません。
私は、提案に賛成のスタンスを取っていましたが、本来もっと地域住民の声を聞いて精査し、3月議会に出すべきだと提案していたのですが、強引にやってしまった結果、こうなりました。
提案賛成の多くは、与党(市長派議員)ですが、問題は市長発言にあります。記者会見において12月議会中に、小高鹿島量区の区長の辞任を促し、後任に職員を退職させて会えるというものでした。市長は、誇張制度は残すといいつつ、職員を当てるとは、両地区の地域協議会を無視するもので、また、退職直印を当てることは天下りにに等しく、断じて許すことはできません。
結局3月議会まで持ち越しとなりましたが、しっかりとした議論を踏まえてやらなければ再度市民から見えない議会と言われることになるでしょう。
この後、小林正幸議員から市長の不信任案を提出しましたが、否決となりました。詳しくは、後に会報などで報告します。