障がい者の働く場所を作ろうと、当時聖愛保育園に事務局があった「障がい児者ひまわりの会」が中心となって「自立研修所えんどう豆」を立ち上げました。その頃、聖愛保育園の保護者会の会長をしていたことから、賛助会員になり障がい児者を取り巻く環境課題に取り組んで来ました。ひまわりの会とえんどう豆が、私の議員の原点でもあります。
長いようであっと言う間の20年。みんな年をとったんだなあというのが実感。今は、NPO法人さぽーとセンターぴあとなり、施設も市内3カ所、市外に支援施設1カ所にまでなりました。その一つとしてえんどう豆があります。あれから法律も変わり補助制度も変わったけれど、未だ未だ課題はあるし、意識も変わっていかなければと思います。
私の好きな言葉に「この子達(障がい児者)は、世の中の光だ。」というのがあります。世間では、障がい者に光をと言うが、実際は障がい者程純粋で無垢な人間はいない。汚れて混沌とした社会においてまさに光だという言葉です。私自身も彼ら彼女らに会う度に心が洗われた気持ちになるのです。これからも、障がいがある人も無い人も一緒になって共に暮らせるまちを創っていこうと、改めて思います。