2020年ご挨拶 | これまでの取り組み | 南相馬市議会議員 小川尚一
誰もが『幸福』を実感できる『夢』と『希望』の南相馬市を!

2020年ご挨拶

ご挨拶

1999年(H11年)2月の原町市議会議員選挙で初当選(43歳)し、その後2006年(H18年)合併で南相馬市議会議員となり、2011年(H23年)3.11の東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所事故による原子力災害から11年8ヶ月が過ぎ、気がつけば議員活動も足かけ23年が過ぎました。
その間、行財政改革、協働のまちづくり、障がい者や育児に対する福祉の取り組み、将来を担う子供たちの教育、ごみ回収や自然環境保全の環境問題、中心市街地活性化と中小企業支援などの経済政策、そして市民生活の基盤となる「憲法9条」を守り、この地域に大きな被害を及ぼした原子力災害を起こさないための「脱原発」といったその時代時代における問題課題について、常に行政への提案とチェックを行ってきました。年4回の議会定例会における一般質問も、通算94回になりました。
私の政治理念は、誰もがこの世に生を受け生きて、いずれ死んでいく中で幸福になりたいと思うその思いを、少しでもこの地域で実現することです。市役所(公務員)の仕事は、「最大市民の最大幸福」であり、議員は市民の代表として市民と行政の仲立ちをし、市民の声を踏まえた政策提案や、市民のためになっているかのチェック機能を働かせる責務があると痛感しています。
私たちは、この原子力災害により、地域を無くし、人生設計を狂わされてしまいました。しかし、これからは南相馬市の将来を見据え、自立していかなければなりません。復興交付金の使い道や基金の在り方も、生まれてくる子供たちや今いる子供たちと、このまちを育んでこられた高齢者の方々のため、生活する全ての人が幸せを実感できる新しい南相馬市を築いていかなければなりません。
今後は人口減少と財政を見据えた行政経営が必要です。財源には限りがあり、湯水のごとく湧いてくるものではなく、如何に市民にとって有効かを図りながらSDGsを推進し、持続可能な市民と行政の協働のまちづくりの施策や事業に取り組んでいくべきです。行政と議会は車の車輪とは言えど、緊張感のある議論と行動が求められます。
私は、行政改革による持続可能な行政と、良識ある議会を目指す「議会改革」が重要と捉え、その先にある「最大市民の最大幸福」を実現して参ります。
皆様には、より一層のご支援とご鞭撻をお願い申し上げます。

2022年9月
小川 尚一

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